ディナモ・キエフ、メガクラブと親善試合を実施 ウクライナ支援の資金調達に

 ディナモ・キエフがスコットランドとのFIFAワールドカップ欧州プレーオフに臨むウクライナ代表のため、複数クラブと親善試合を行うようだ。

ウクライナの英雄シェフチェンコがロシアの侵攻を糾弾「罪のない子供たちが死んでいる」

 ウクライナではロシア侵攻のため一切のスポーツ活動が停止しており、同国の選手たちは1ヶ月以上ピッチから遠ざかっている。ディナモ・キエフは所属選手やW杯プレーオフのスコットランド戦に臨むウクライナ代表のため、4月から6月にかけて親善試合を実施。バルセロナ、パリ・サンジェルマン、ボルシア・ドルトムント、ASミランの名前が挙がっており、戦争で被害を受けた人々のため資金調達に協力する方針だ。

 ディナモ・キエフは声明で、「母国の指導者のサポートにより、クラブはヨーロッパのトップクラブと親善試合を行うチャリティーミッションを行う」と発表。「これら試合は全て“Match for Peace!(平和のために)”のスローガンが掲げられ、ウクライナで起きている恐ろしい戦争を国際社会に知らせ、戦争に苦しむ人々のための資金を調達する」と伝えた。

ディナモ・キエフがメガクラブと親善試合を実施 Photo Sebastian Widmann

© 株式会社SPOTV JAPAN