移動性高気圧 東シナ海から本州付近へ

5日(火)は、東シナ海の高気圧が、夜には本州付近に移動する見込みです。このため、北~西日本では晴れる所が多いでしょう。ただ、九州では夕方以降、高気圧の後面となって雲の広がる所がある見込みです。
また、日本の東の前線を伴った低気圧は東よりに進み、陸地への影響は少なくなるのですが、4日(月)の夜に関東の南東海上に天気図には示されない小さな低気圧が発生します。このため、関東や東北の太平洋側では雲が広がり、朝までは雨の降る所が多いでしょう。この小さな低気圧はお昼頃には不明瞭となるため、日中の天気は回復する見込みです。
高気圧の南縁となる南西諸島は、先島諸島ではくもりとなりますが、奄美や沖縄本島は概ね晴れる予想です。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:5日午前9時の予想天気図。

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