停電時も活用できる新しい形の電気自動車のシェアリングステーションが広島市内に作られ、4日から実証実験が始まりました。
金尾真弓記者「こちらのカーポートは屋根がソーラーパネルになっていて、太陽光発電だけで運用することができるということです」
太陽光発電による電気自動車のカーポートが設置されたのは広島産業会館です。
電気自動車のシェアリングサービスを太陽光発電のみで行うのは初めての取り組みで、中国電力が県などの協力を受け実証実験として始めました。
カーポートには2台の電気自動車が置かれ、平日は県と企業がシェア、休日は地域の住民も使うことができます。
停電時には非常用電源としても使用でき、スマートフォンだと4400台分の充電ができるということです。