政府専用機で来日のウクライナ避難民 2人は神奈川県内に知人 県が支援、企業も相次ぎ協力

黒岩祐治知事(資料写真)

 神奈川県の黒岩祐治知事は5日の定例会見で、政府専用機の予備機で来日したウクライナからの避難民20人のうち少なくとも2人について、県内に知人がいると明らかにした。知人を頼って県内に身を寄せる可能性があり、県は要望があれば必要な支援を行う方針。

 県は避難民支援のため、県営住宅や県住宅供給公社の住宅計約120戸を確保。大手量販店や衣料品メーカー、ソフト開発会社などの協力を得て、家電や衣類、ウクライナ語対応の翻訳機などを提供する態勢を整えている。

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