水におじけづく長谷川博己 水泳コーチ・綾瀬はるかが一喝 「はい、泳げません」予告

長谷川博己と綾瀬はるかが映画初共演する「はい、泳げません」の劇場公開日が6月10日に決まり、初映像となる30秒予告が公開された。

公開された予告は、「もし僕が溺れたらどうなりますか!」と、額に汗をかきながら訴える長谷川博己演じる哲学者の小鳥遊雄司と、「私が助けます」と自信たっぷりに答える水泳コーチ、薄原静香(綾瀬はるか)の姿から始まる。そして、スイミングスクールで同じクラスとなった中年女性たちに励まされながら、なんとかプールに入ろうとするも水におじけづく小鳥遊が、静香コーチから「たかなし!」と呼び捨てで一喝されるシーンも映し出される。

後半には、小鳥遊が「怖いんです。思い出すのが」とシリアスな姿を見せ、水を恐れることになった過去が暗示されている。泳げない小鳥遊と泳ぐことしかできない静香。正反対の二人がプールで出会い、水泳を通じて自らの過去と向き合っていくことを映し出している。また、主題歌に決まったLittle Glee Monsterの「magic!」「生きなくちゃ」も、予告で聞くことができる。

「はい、泳げません」は、ノンフィクション作家・髙橋秀実の同名エッセーを映画化した作品。泳げない男と泳ぐことしかできない女による、希望と再生の物語が描かれる。長谷川博己が、水に顔をつけられないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司で主演を務め、綾瀬はるかが主人公に水泳教室への入会を強引に勧めたコーチ・薄原静香を演じる。映画「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が監督・脚本を務め、物語に大胆なアレンジを加えている。

【作品情報】
はい、泳げません
2022年6月TOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー
配給:東京テアトル、リトルモア
©2022「はい、泳げません」製作委員会

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