九州高校野球長崎県大会 4強決まる 九州文化/波佐見/大崎/諫早農

【準々決勝、大崎―創成館】2回表大崎、1死二、三塁、大崎の村田が中越え2点二塁打を放つ=スポーツパークいさはや第1野球場

 第150回九州地区高校野球長崎県大会第7日は5日、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで準々決勝4試合が行われ、ノーシードの九州文化学園が昨秋王者の海星を2-1のサヨナラで下した。同じくノーシードの波佐見、シードの大崎と諫早農も準決勝へ進んだ。
 九州文化学園は0-1の七回に押し出し四球で追いつくと、九回1死一、二塁から、二ゴロで併殺を狙った相手の一塁送球が乱れ、二走安東が生還した。波佐見は長崎商に8-1で七回コールド勝ち。0-1の五回、溝口の右前打から犠打を絡めて3点を奪って逆転し、六、七回に四死球に乗じて突き放した。
 大崎は創成館に6-1で快勝。初回の中村の先頭打者本塁打をはじめ、四回までに9安打を集中してリードを広げると、守ってはエース勝本が1失点で完投した。諫早農はエース浜崎が延長十回を投げ抜いて長崎南山を2-0で完封。十回に福田の内野安打を足掛かりに塁を埋め、二つの押し出し四球で2点を挙げた。
 第8日は9日、諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で九州文化学園-波佐見(10時)、諫早農-大崎(12時30分)の準決勝を実施する。


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