「県民守る気概を」白バイ&パトカーずらり 神奈川県警、春の全国交通安全運動で出発式

白バイ隊員の服装を点検する神奈川県警の林学本部長(左)

 春の全国交通安全運動が6日、始まった。神奈川県警は15日までの期間中、死者が増えている歩行者と二輪車の事故防止を特に重点に据え、取り締まりと啓発を強化する。

 6日に、横浜市西区みなとみらい1丁目の耐震バースで出発式を行った。林学本部長は「悲惨な交通事故を1件でも減らすために、『県民を交通事故から守る』という強い気概を持って活動に取り組んで欲しい」と訓示した。第一・第二交通機動隊などに所属する白バイやパトカー30台が一斉に街頭に繰り出した。

 県警交通総務課によると、今年の交通事故発生件数は5日時点で、前年同期比396件減の5105件。死者は同3人減の28人で、うち歩行者が14人、二輪車が8人となっている。

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