週末は半袖日和 5月並みの気温に 来週も気温高いが天気は下り坂

7日(木)午後も西日本は晴れて、気温が高くなりそうだ。東日本も東海は気温が高いが、今夜にかけて北陸を中心に、にわか雨や雷雨の所がある見込み。北日本も東北を中心に、あす8日(金)明け方にかけて、天気の急変や落雷に注意が必要だ。

天気変化に注意

 寒気の影響で、午後は東・北日本で大気の状態が不安定となる見込み。今夜にかけて、北陸や東北を中心に雨雲が発達しやすく、雷を伴い雨脚の強まる所がありそうだ。関東の内陸も、局地的ににわか雨や雷雨があるため、空模様の変化に注意が必要となる。夜遅い時間には、北海道でも雨や雪の降り出す所がある見通し。

週末は初夏

 あすは、北日本で早い時間まで雨や雪が降るが、日中は天気が回復する見通し。東・西日本は朝からよく晴れて、昼間は気温が上がり、九州の内陸で気温が25℃前後まで上がる見込み。土、日にかけても晴天の続く所が多く、西日本だけでなく、関東の内陸や東北南部でも25℃前後と、汗ばむ陽気になりそうだ。ただ、朝と昼の気温差が大きく、空気が乾燥するため、服装の調整や火の取り扱いに注意が必要となる。

来週は雲多く

 晴天がこれほど続くということは、その後の天気に逆の形で影響することも想定したい。来週もしばらく気温は高めだが、湿った空気が流れ込みやすいため、曇りや雨の日が目立って現れるようになりそうだ。また、日本のはるか南の海上にある熱帯低気圧が、今後台風にまで発達する見込み。これまでより、南のほうを意識する時季になってきた。 (気象予報士・高橋和也)

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