記憶の継承を 戦艦大和 沈没77年目の追悼式 呉市

戦艦「大和」の沈没から77年目を迎えた7日、呉市で追悼式が行われました。

呉市の旧海軍墓地にある慰霊碑の前で営まれた追悼式には遺族や関係者220人が参列し、戦没者の冥福を祈りました。

呉市で建造された大和は1945年4月7日、アメリカ軍の攻撃を受けて沈没し、およそ3千人の乗組員が犠牲になりました。

茂木汀子さん(父親が乗組員)「戦争がなくて、みんなが明るく育っていくような世界になってほしい」

式を主催した戦艦大和会は当時を知る人が少なくなっていることから、記憶の継承に取り組んでいくことにしています。

© 広島ホームテレビ