ビーカー入り手作りプリンの横須賀・マーロウ新工場公開 製造部門集約、生産性向上へ

新工場の内覧会に訪れた上地市長(右)と白銀社長=横須賀市平成町

 ビーカー入りの手作りプリンで知られるマーロウ(横須賀市秋谷)の新工場「MARLOWE YOKOSUKA FACTORY」(同市平成町)が稼働した。主力商品のプリンやパウンドケーキを製造。梱包(こんぽう)まで手作業で行う。製造部門などを集約し、生産性の向上を図る。

 同社は、葉山町にある製造工場や逗葉新道店の宅配部門を移転・集約するとともに、製造販売を強化する方針を打ち出している。

 新工場は、複数の企業が入居しているビルの1階にあり、延べ床面積は714平方メートル。店舗商品のほか、近年需要が伸びているふるさと納税返礼品や、インターネット通販にも対応するという。

 7日に開いた報道関係者向けの内覧会で、白銀和馬社長は「これからも横須賀の皆さまと働き、地元で盛り上げていきたい」、同市の上地克明市長は「横須賀にマーロウは欠かせない。一緒に頑張っていきたい」と語った。

© 株式会社神奈川新聞社