インターネット通販の偽サイトによる被害を防ぐため、神奈川県警は家電量販店大手のノジマ(横浜市西区)などと啓発動画を制作した。だまされないための七つのポイントを紹介。7日から、県内に81ある同社店舗などで公開している。
動画は、長編(6分46秒)と短編(1分57秒)。長編では、通販サイトで見つけた格安のノート型パソコンを購入しようとする学生に、別の学生がサイトのアドレスや不自然な日本語表記、会社概要などを確認するとともに、代金を振り込む前に電話で確認するようアドバイスしている。
ノジマが社会貢献活動の一環として、サイバー犯罪の被害防止に貢献したいと提案。グループ会社のニフティ(東京都新宿区)と、岩崎学園情報科学専門学校(横浜市神奈川区)も協力した。
動画は、店舗内の携帯電話コーナーに設置されたデジタルサイネージ(電子看板)や、スマートフォン購入手続きで使用するタブレット端末などで閲覧できる。