エンゼルス黒星発進 大谷翔平は5回途中1失点&4打数ノーヒット

【アストロズ3-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは「1番打者兼開幕投手」として出場した大谷翔平がアストロズ打線を5回途中まで4安打1失点に抑える力投を見せたものの、打線がアストロズ先発フランバー・バルデスの前に沈黙。リードを3点に広げられた直後の8回裏にデービッド・フレッチャーの「悪球打ち」のタイムリー三塁打で1点を返したが、1対3で敗れ、黒星発進となった。アストロズは2013年のア・リーグ西部地区転入以来、開幕戦は無傷の10連勝。7回途中2安打無失点のバルデスの快投が光った。

大谷は初回から99マイルを計測するなど、力強いボールを投げ込み、5回表二死2塁の場面で降板するまで9つの三振を奪う力投を披露。5イニング未満の登板での奪三振数としては球団タイ記録となった。唯一の失点は3回表。マーティン・マルドナード、ホセ・アルトゥーベから二者連続三振を奪い、前の回から四者連続三振となった直後、マイケル・ブラントリーに二塁打、続くアレックス・ブレグマンにタイムリーを許し、先制点を献上した。

エンゼルスはアストロズ先発のバルデスを攻略できず、大谷もショートゴロ、見逃し三振、ショートフライで3打席凡退。8回表に新加入のライアン・テペラがブレグマンとヨーダン・アルバレスに連続アーチを浴びてリードを広げられ、8回裏にフレッチャーのタイムリー三塁打で1点を返したが、直後の大谷の第4打席はライトフライに終わり、そのまま1対3で敗れた。バルデスが今季初勝利、ライアン・プレスリーが今季初セーブをマーク。大谷には今季初黒星が記録された。

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