【詳報】宮城県で新たに605人感染 金曜日は2週連続で増加 仙台市の高齢者施設と大崎市の障害福祉施設でクラスター

宮城県内で8日、新たなに605人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

新たに確認されたのは、仙台市で356人、多賀城市41人、名取市32人、大崎市30人、石巻市23人、塩釜市17人、岩沼市13人、登米市11人、亘理町・栗原市で各9人、富谷市8人、涌谷町・利府町で各6人、柴田町・大和町で各5人、東松島市・松島町・美里町で各4人、白石市・大衡村で各3人、角田市・七ヶ浜町で各2人、気仙沼市・村田町・女川町・蔵王町・川崎町・丸森町・加美町・大河原町・色麻町で各1人、県外在住者3人の計605人です。

年代別では、10歳未満114人、10代97人、20代102人、30代120人、40代87人、50代54人、60代16人、70代13人、80代7人、90代1人です。

宮城県の金曜日の感染者は、2月4日696人、11日758人、18日781人、25日611人、3月4日672人、11日609人、18日510人、25日441人、4月1日542人、8日605人と推移、4週ぶりに増加に転じました。

仙台市の高齢者施設で8人、大崎市の障害福祉施設で16人が感染し、それぞれクラスターと認定されました。

また、宮城県はゲノム解析の結果、仙台市以外でオミクロン株と確定した18件のうち、従来のオミクロン株より感染力の強いBA.2系統が12件確認されたと発表しました。

宮城県のまとめによりますと、8日午後1時時点で療養者は5,953人で、内訳は入院108人、宿泊療養1,170人、自宅療養3,691人、入院・療養先の準備中・調整中735人、療養先調整中249人です。

確保病床の使用率は、宮城県全体で17.2%(90/523床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると19.9%(68/342床)、重症病床は5.0%(2/40床)です。

宮城県が発表している6日現在のPCR検査等の実施状況は、27日995件(陽性283)、28日2,445件(陽性577)、29日1,934件(陽性725)、コールセンターへの相談件数は、27日442件、28日557件、29日496件となっています。

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