カブスの開幕2戦目は雨天中止 現地5月30日にダブルヘッダー開催

日本時間4月9日、鈴木誠也が所属するカブスはブリュワーズとの開幕カード2戦目が予定されていたが、雨天中止となった。この試合は日本時間5月31日(現地時間5月30日)に振り替えられ、ダブルヘッダーとして消化されることが決まった。なお、今日先発予定だったジャスティン・スティール(カブス)とブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)はそのまま明日にスライドして先発予定。3戦目に先発予定だったマーカス・ストローマン(カブス)とフレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)が4戦目にスライドするとみられる。

開幕戦に「6番・ライト」でスタメン出場した鈴木は、2回裏の第1打席で四球を選んで出塁し、5回裏の第2打席では逆転のきっかけとなるメジャー初安打。6回裏の第3打席でも四球を選び、8回裏の第4打席は見逃し三振に倒れたものの、3打席連続出塁をマークする好スタートを切った。カブスは3対3の同点で迎えた7回裏にイアン・ハップの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。5対4で昨季の地区王者・ブリュワーズを破って白星スタートとなった。

開幕戦で2打数1安打3出塁の活躍を見せたこともあり、鈴木は今日の試合では「5番・ライト」でのスタメン出場が予定されていた。カブスはこのほか、新戦力のクリント・フレイジャーが「1番・DH」、同じく新戦力のジョナサン・ビヤーが「6番・遊撃」でスタメン出場する予定だった。相手先発のウッドラフが明日にスライドするため、今日予定されていたスタメンがそのまま使われる可能性が高そうだ。

なお、今季のカブスは二遊間にニック・マドリガル、ニコ・ホーナー、ビヤー、アンドレルトン・シモンズ(故障中)と人材が集中しており、デービッド・ロス監督がこれらの選手をどのように起用するか注目されている。ホーナーは開幕戦で本塁打を放ったものの、今日はベンチスタートの予定だった。マドリガルとホーナーはともに昨季故障に悩まされた選手であり、ロス監督は各選手に適度な休養を与えるため、ローテーションのような形での起用を考えているのかもしれない。

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