ブルージェイズが7点差逆転勝利! 加藤豪将のデビューはお預け

【レンジャーズ8-10ブルージェイズ】@ロジャース・センター

本拠地ロジャース・センターでレンジャーズとの開幕戦を迎えたブルージェイズ。開幕投手のホセ・べリオスが一死しか取れず4失点で降板する苦しい展開となり、4回表終了時点で0対7と大量ビハインドを背負ったものの、そこから試合をひっくり返し、10対8で鮮やかな逆転勝ちを収めた。ブルージェイズ6番手アダム・シンバーが今季初勝利、8番手ジョーダン・ロマノが今季初セーブをマーク。レンジャーズ4番手デニス・サンタナに今季初黒星が記録された。

ブルージェイズ先発のべリオスは、ブラッド・ミラーに1号先頭打者アーチを献上して先制を許し、さらに四球と安打で無死1・3塁のピンチ。ここで暴投して2点目を奪われ、ナサニエル・ロウにタイムリーを浴び、さらに一死満塁とピンチを広げたところでマウンドを降りた。2番手テイラー・ソーシードはこのピンチを内野ゴロの間の1点のみに凌いだが、2回表にミッチ・ガーバーに1号2ランを被弾。3回表には3番手トレント・ソーントンがロウにタイムリーを浴び、リードを7点に広げられた。

しかし、ここから打線が奮起。4回裏にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーなどで3点を返すと、5回裏にはゲレーロJr.のタイムリーとテオスカー・ヘルナンデスの1号3ランであっという間に同点。6回裏にはサンティアゴ・エスピナルが勝ち越しのタイムリー二塁打を放った。7回表にアドリス・ガルシアの1号ソロで追いつかれたが、7回裏にルルデス・グリエルJr.のタイムリー二塁打で再び勝ち越し。さらに8回裏にはダニー・ジャンセンが1号ソロを放ち、開幕戦を大逆転勝利で飾った。

なお、開幕ロースター入りを果たした加藤豪将は出場機会なし。メジャーデビューは開幕2戦目以降にお預けとなった。

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