航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が10日午前11時から、昨年の上越市市制施行50周年を記念し、高田城址公園上空で展示飛行を行う。観覧のため同公園内の陸上競技場と野球場が開放される。
9日はリハーサルが行われ、6機が午前11時すぎから編隊を組んで飛来。同公園上空にハート型や桜の花びらをかたどった飛行機雲を作って見せた。集まった観客は、空を見上げながら、望遠レンズを取り付けたカメラやスマートフォンで盛んに写真や動画を撮影していた。
上越市でブルーインパルスの展示飛行が計画されたのは、2015年4月以来2度目。前回はリハーサル飛行が行われたものの、本番当日の上空の視界不良で中止となった。
大潟区から夫婦で同公園を訪れた50代男性は「前回は仕事場から眺めるだけだったが、新聞を見て来た。やはり本物は迫力が違う。たくさんの桜と見事な技が一緒に見られて、本当に良かった」と話していた。
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