スタントンの「6試合連発」でヤンキース2連勝 澤村1回無失点

【レッドソックス2-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは2対2の同点で迎えた6回裏にジャンカルロ・スタントンの2号2ランで勝ち越しに成功。先発のルイス・セベリーノが4回途中5安打2失点で降板後、6人のリリーバーが各1イニングを無安打無失点に抑え、この2点のリードを守り抜いて開幕2連勝となった。ヤンキース4番手のルーカス・リットキーが今季初勝利、7番手アロルディス・チャップマンが今季初セーブをマーク。レッドソックス先発のニック・ピベッタに今季初黒星が記録された。

2回表にアレックス・バードゥーゴの1号2ランで先制を許したヤンキースだったが、4回裏にアンソニー・リゾが2号同点2ラン。さらに6回裏にはスタントンが2号勝ち越し2ランを放ち、この一打が決勝点となった。スタントンは開幕から2試合連続アーチとなっただけでなく、昨年のワイルドカード・ゲームも含め、レッドソックス戦では昨季から6試合連続アーチ。これは1954年にミッキー・マントルがマークした5試合連続を更新する球団新記録となった。

開幕戦で出番のなかったレッドソックスの澤村拓一は2点ビハインドの8回裏に3番手として登板。ヤンキースの上位打線と対戦し、1番ジョシュ・ドナルドソンを空振り三振、2番アーロン・ジャッジをショートゴロ、3番リゾをセカンドゴロに仕留め、1イニングを三者凡退に抑える好リリーフを見せた。メジャー1年目の昨季は55試合に登板して5勝、10ホールドを記録。今季もブルペンの一角として様々な場面で出番がありそうだ。

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