ガーディアンズがクラセ、ラミレスに続いてストローと契約延長

日本時間4月10日、ガーディアンズは正中堅手マイルズ・ストローとの契約延長を発表した。球団から具体的な金額は明かされていないものの、5年2500万ドル+球団オプション2年であることが報じられている。「めちゃくちゃ嬉しいよ。この球団はフロントオフィスからスタッフ、チームメイト、そしてファンに至るまで本当に素晴らしい。この球団のことが気に入っていなければ契約延長には応じないよ」とストロー。ガーディアンズの契約延長はエマニュエル・クラセ、ホセ・ラミレスに続いて3人目となった。

現在27歳のストローは昨年7月にフィル・メイトンとのトレードでアストロズからインディアンス(当時)へ移籍。昨季は2球団合計で158試合に出場し、打率.271、4本塁打、48打点、30盗塁、OPS.697をマークした。ガーディアンズはマイケル・ブラントリーの退団後、外野のレギュラーをなかなか固定できない状況が続いており、ストローは久々に登場したレギュラー外野手である。

テリー・フランコーナ監督は「我々の(フロントオフィスの)スタッフはいい仕事をしてくれていると思う。ストローに我々のチームの正中堅手になってほしいと思っていたが、(契約延長によって)そうなりそうだ。彼は喜んでいると思うし、我々も同じだよ」とコメント。ストローは昨季インディアンス加入後の60試合で打率.285、出塁率.362、OPS.739、13盗塁をマークしたが、今季以降も引き続き「1番・センター」としての活躍が期待されている。

ガーディアンズは多くの若手有望株を抱えており、今季から続々とそうした若手有望株たちがメジャーデビューを果たしていく。契約を延長した守護神クラセ、主砲ラミレス、正中堅手ストローは、そうした若手有望株たちが成長を遂げていくなかでチームの核となることを期待された選手たちだ。契約延長によって「少しリラックスしてプレーできるし、自分らしいプレーができると思う」と語ったストロー。今季はどんな活躍を見せてくれるだろうか。

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