2022年も新型コロナウイルス対策として「3密」を避けた行動が求められるが、ゴールデンウィークにはクルマで人混みを避け、ドライブしようと考える人も多いだろう。今回は春にピッタリのオシャレな黄色のボディカラーを持つクルマを紹介したい。
現行モデルの中でも印象的なスズキ スイフトスポーツ
黄色はコンパクトカーや軽自動車、そして輸入車にも多く使われている。そしてスポーツカーでも黄色はよく用いられている。今回は新旧問わず、国産スポーツカーで印象的なものを独断と偏見で3台挙げてみよう。
まずは現行モデルの中で真っ先に思い浮かぶという人も多いであろう、スズキ スイフトスポーツのチャンピオンイエロー4。鮮やかな黄色がコンパクトなボディにも映える。
初代から設定があり、そして現在まで脈々と受け継がれているスイフトスポーツのイメージカラーがイエローであるため、現在でも人気のボディカラーの一つとなっている。
この黄色のボディカラーの名称にもなっているチャンピオンイエローは、その名のとおりモータースポーツのイメージが込められている。スズキはこのイエローをまとった初代スイフトスポーツで世界ラリー選手権に参戦していたことがあるためだ。
「ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)」というカテゴリーに出場しており、優勝を重ねたことから「イエローブレット」とも呼ばれていた。
オープン軽スポーツにはビビッドな黄色がピッタリ!ダイハツ コペン
オープン軽スポーツのダイハツ コペンにもジョーヌイエローという黄色いボディカラーが設定されている。コペンにはローブやセロ、エクスプレイ、GRスポーツとスタイルの異なる全4モデルが設定されているが、ジョーヌイエローは全てのモデルで選ぶことができるビビッドな黄色だ。
オープンカーのコペンにはピッタリのカラーで、華やかな印象を与えてくれる。
三菱の黄色といえばダンデライオンイエロー! 三菱 ランサーエボリューション
三菱ファンにとって外せないのがランサーエボリューションに使われていた「ダンデライオンイエロー」ではないだろうか。
ランサーエボリューションIIIに初めて設定され、ランサーエボリューションの象徴とされたボディカラーだ。その後のモデルにもたびたび採用され、多くのファンをトリコにしたカラーでもある。
ちなみにランサーエボリューションIIIは1996年に世界ラリー選手権(WRC)グループAカテゴリーでトミー・マキネンが三菱自動車にとって初のドライバーズチャンピオンを獲得した記念すべきモデルだった。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】