11日（月）も、広い範囲で晴れて、初夏のような陽気が続く見込み。季節外れの暑さの所もあるため、熱中症対策を心がけたい。また、九州では雷雨にも注意が必要だ。

4月だからと油断せずに熱中症対策を

　11日にかけても、本州付近は高気圧の圏内にあたり、この時季としては暖かな空気に覆われる見通し。このため、広い範囲で晴れて、気温が上昇する見込み。

■予想最高気温

29℃　宮古(岩手)、一関(岩手)

28℃　福島

27℃　山形、福井、甲府など

26℃　横手(秋田)、松江など

25℃　青森、宇都宮、名古屋、大阪など

24℃　東京、福岡など

　特に、東北や日本海側でこの時季としてはかなり高く、7月並みの暑さの所もある予想。湿度は比較的低めではあるものの、まだ暑さに体が慣れていない時季なため、熱中症など体調管理には注意が必要だ。喉が渇く前に意識的に水分をとるなどの対策を心がけたい。また、朝晩との気温差が大きくなるため、調節しやすい服装を選んだ方が良さそうだ。

九州は局地的に激しい雷雨のおそれも

　西の地域には南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、沖縄や九州・四国の一部を中心に雨の降る所もある見込み。特に九州では大気の状態が不安定となり、局地的に激しい雷雨になるおそれもある。急な激しい雨とともに落雷や突風などにも注意が必要だ。

（気象予報士・佐々木聡美）