長崎県などは9日、県内19市町で計389人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。長崎、南島原、平戸、長与の4市町で1件ずつ新規クラスター（感染者集団）が発生した。
新規クラスターのうち、長崎市の民間医療機関では医療従事者2人、患者3人の感染を確認した。外来診療は継続しているが新たな入院は受け付けていない。
西彼長与町の障害児通所支援事業所では職員1人、利用者4人の感染を確認。南島原市の福祉施設では職員5人、利用者9人の感染を確認した。
平戸市は、市職員7人が1日に飲食店で会食し6人が感染したと発表した。48人での1次会に参加した後、会場を移し7人で飲食していた。同市は職員に会食の総人数の制限はしていない。1次会では1テーブル4人以内の県の対策は守っていたという。
また、長崎市は6日に公表した1人の感染を取り下げた。
