ドローに終わった頂上決戦… 両監督が激闘を振り返る「まるでボクシング」

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督とリバプールのユルゲン・クロップ監督は、引き分けに終わった頂上決戦を振り返った。

天王山は痛み分けのドロー マンCが2度リードもリバプールに追い付かれる

 勝ち点1差で迎えた首位マンCと2位リバプールの天王山は、開始早々5分にケビン・デ・ブルイネが先取点をゲット。対するリバプールもすぐさま同点に追いつき、息つく暇もなく90分が経過し2-2のドローで決着した。残り7試合で1ポイント差が継続となり、試合後クロップ監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で、「まるでボクシングのようだった」と語っている。

「一瞬でも腕を下げれば大きな衝撃を受け、震えてしまう。チームはこれまで以上に良かったと思う。後半の立ち上がりは特にね。マンCは背後へのボールなど、明らかにチャレンジしていた。そういうスマートなプレーは理にかなっているね。私たちが呼吸を整えようとしたら、すぐ別のものがやってきた。素晴らしい試合だったし、この結果にも耐えられる。もっと上手くいく場面もあったが、多くのシーンで本当に上手くいった。ゲームの激しさは以上だったね。楽しかったし、こういう試合は好きだよ」。

 一方グアルディオラ監督も試合後、首位攻防戦をボクシングに準え「こういうパンチングゲームは好きだ」と回顧した。「プレミアにとって素晴らしい宣伝になったね。両チームとも勝ちたかったんだ。でもリバプールの強さを知っているからね。チームを誇りに思うよ。残り7試合、全てに勝たなければならない。クロップは私より良い監督をしている。彼のチームはアグレッシブでポジティブな攻撃をする。そういう意味では、私も彼の真似をしようと思っているよ。私たちは友人でもないし、一緒に食事もしない。電話番号も知っているが、電話はしない。次の対戦では彼を倒せるように頑張るよ」。

両監督がドローに終わった頂上決戦を回顧 Photo Michael Regan

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