ウクライナからの避難民到着 大分・日田

ロシアからの侵攻が続くウクライナ。ポーランドを経由して10日、避難民6人が大分県日田市に到着しました。県内で初の受け入れとなった6人。いまの心境を、支援するNPO法人に聞きました。

NPO法人リエラ事務局長 河津由美さん

「一安心と言っていた。ありがとうございますと いう言葉もいただいております」

10日、日田に到着したのは、10歳未満から50代の親族6人です。このうち30代の女性2人は日本に滞在歴があり、少し日本語も話せるということです。日田市のNPO法人リエラが支援していて、渡航の手配や、日田での生活を手伝っています。

NPO法人リエラ事務局長 河津由美さん

「(移動するとき)日田の街を見たんですけど、小さな町だからこそお母さんが安心して暮らせるんじゃないかと(言っていた)」

戦地から逃れ、異なる文化での生活。初めて日本に来た人もいますが、不安を抱えつつも、就労への意欲も見せているそうです。

NPO法人リエラ事務局長 河津由美さん

「(異文化での生活について)今後の苦労があると思っている。しっかり間に入ってサポートしたい」

県内ではこのほか、別府市で8人の受け入れが決まっています。

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