望月歩、ミステリアスな若き天才数学者に 小芝風花の新たな恋の相手 映画版「妖怪シェアハウス」

現在放送中のテレビドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(テレビ朝日系)の映画化作のタイトルが、「妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-」に決まり、6月17日より劇場公開されることが発表された。映画だけのオリジナルキャラクターの若き天才数学者・AITO役で、望月歩の出演も発表された。

映画版ではテレビドラマの続きが描かれる。小芝風花演じる主人公・目黒澪は、相変わらず作家を目指して編集部で奮闘するが、企画を出すもののなかなか通らない毎日を送っている。そんな中、仕事で命じられた取材先で、アインシュタインの再来と称される天才数学者・AITO(望月歩)と知り合いになる。日本をよく知らないAITOにいろいろと教えてあげるうち、澪は新たな恋の予感を感じ、AITOとの関係を深めていく澪。順調と思われた2人の交際だったが、世の中では若者の間で登校や出社を拒否し、自分の欲望を抱く気持ちすら失っていくという“ツルツル化現象”が急増していく。

AITO役を演じる望月は、2015年公開の映画「ソロモンの偽証」での謎の転落死を遂げる中学生役で目を集め、「アンナチュラル」「エール」など話題のドラマにも出演してきた。本作では、若き天才数学者としてミステリアスな一面を見せつつ、澪の恋のお相手としての演技を見せる。

望月は、「出演が決まった時は本当に嬉しく、「妖怪シェアハウス」の世界に入っていけるのがとても楽しみでした。撮影初日、実際に妖怪(メイクをしているキャスト)を見て、まるでディズニーランドみたい!とテンションが上がって、スタジオの端っこで嬉しそうにしていたところを豊島監督に見られてしまい、「何にやにやしてるの?」といわれてしまった程です(笑)」と、撮影を振り返っている。

【コメント】

■望月 歩(天才数学者・AITO役)
出演が決まった時は本当に嬉しく、「妖怪シェアハウス」の世界に入っていけるのがとても楽しみでした。撮影初日、実際に妖怪(メイクをしているキャスト)を見て、まるでディズニーランドみたい!とテンションが上がって、スタジオの端っこで嬉しそうにしていたところを豊島監督に見られてしまい、「何にやにやしてるの?」といわれてしまった程です(笑)
主演の小芝さんとは、今作が初共演でした。小芝さんと澪というキャラクターは、凄く似ているようで全然違ってもいて、すぐ傍でその様子を見られたのは、役得で嬉しかったです。また、色々なことに気を使ってくださり、座長として本当に凄い方だなと実感しました。ドラマを見て少しでも映画に興味を持ってくださった方は、是非、劇場へ足を運んでいただけたら、嬉しいです。

■豊島圭介監督
この映画では、かつて誰も見たことのないアレが登場します。それを演じるのが望月歩さんです。誰も見たことのないアレですから、見た目も行動も癖も全てゼロから望月さんが作り出さないといけません。「いやぁ、アレやるの初めてなんです。難しいです…」といいながら相当難しいチャレンジに挑んでくれて、身体を使った変なアイディアを沢山くれました。望月さん本人は、どちらかと言えば飄々とした雰囲気の人物ですが、相当熱いマグマを心に持っているようです。とあるシーンの小芝風花さんの芝居を見て「クソー、悔しい!」と呟いているのを目撃しましたから。

■飯田サヤカ(プロデューサー)コメント
「妖怪シェアハウス」の映画化で初めて澪の恋の話をしようとなった時に、AITOはどういう人だったらいいのかと、悩みに悩んだ末の望月君でした。
望月君はこれまでもすごいお芝居をたくさんされていますが、実直さ、純情さ、涙の芝居などいつも感動を残してくれる俳優です。
AITOを演じる上でとにかく大事だったのは、怖さや冷たさがありつつも、とにかくお芝居がよくて、かつ澪が恋に落ちるという説得力がある人ということでした。台本も途中からは実際に望月君をイメージしながら作っていき、AITO自身を望月君で作っていったようなところがあります。非常に難しい役でしたが、笑いの部分もしっかり面白く演じてくださったりと、さすがの一言に尽きると思っています。

【作品情報】
妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-
2022年6月17日(金)全国ロードショー

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