こんにちは、ライターの金山ユミです。「スノーピークのタープってオシャレでいいけれど、種類が多くてどれを選んでいいのか分からない」そんな人にスノーピークの人気商品を中心に厳選した、おすすめタープ10点をピックアップ。タープの選び方とあわせてご紹介するので、これから購入を考えている人のお役に立てる内容となっています。
【選び方】スノーピークのタープを選ぶ際のポイントは?ラインナップも紹介
まずはスノーピークのタープを選ぶ際に注目したいポイントと現行のラインナップを、分かりやすくご紹介します。
まずは基本のタープの形をおさらい!
タープの基本的な4つの形と特徴は以下のとおり。
▼それぞれのタープの詳しい特徴や選び方はこちらの記事で解説しています!
ポイント1:スノーピークのタープのラインナップをチェック
スノーピークのラインナップは以下の4種類。
1. エントリーライン
- メインカラーは明るめのイエローとブラウンの2トーン
- 初心者向けで設営のための配慮がされている
- スペックは必要十分ながらもリーズナブルな価格で手に入る
2. スタンダードライン
- メインカラーは濃いブラウンに赤いテープ
- 中級者向きでデザイン性と機能性のバランスが良い
- テントやシェルターのラインナップも豊富でアレンジの自由度が高い
3. プロライン
- メインカラーはスタンダードラインと同じ濃いブラウンに赤いテープ
- 上級者向きで独自のデザイン性と機能性を誇る最高峰ライン
4. アイボリーライン
- メインカラーはアイボリー
- 製品はプロラインのカラー違い
- スノーピークの中でも特別感がある
初心者から上級者までそれぞれのレベルに合うように、バリエーションが用意されています。
使いやすさを考え、自身のレベルに合った製品を選ぶのがおすすめです。
ポイント2:使用する人数
タープを選ぶ際の基準は、まず使用する人数です。
幕体の形によって対応人数が変わるので注意しましょう。
例えば、スノーピークにはヘキサ型とレクタ型にそれぞれMサイズとLサイズでの展開がありますが、対応人数はレクタ型が多くなります。
理想のキャンプサイトに合わせ上記で紹介したラインナップを選んだら、キャンプに行く人数をもとにタープのサイズを決めましょう。
ポイント3:性能(難燃性・耐水性・UVカット率)
より快適に過ごすために、使用目的に合わせてタープの性能についてもチェックが必要です。
- 難燃性:焚き火の近くで使用するなら、燃えにくい素材(コットン、ポリコットンなど)がおすすめ
- 耐水性:雨の日でも安心して使いたいなら、耐水圧が1,500mm以上の素材がおすすめ
- UVカット率:夏の日差しをカバーしたいなら、遮光性が高いPU加工などが施されているモデルがおすすめ
ポイント4:ポールやペグなどが付属しているか
スノーピークのタープはポールやペグなど、設営に必要なものがすでにセットになっている商品と、別売りになっている商品があります。
「セット」の記載があるものは、立てるために必要なものが全てセットになっています。
購入の際には必ずチェックしましょう。
【ソロキャンプ向け】スノーピークのおすすめタープ2選
ソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめのタープをご紹介します。
【おすすめ1】ライトタープ ペンタ シールド [1人用]:スタンダードライン
ソロにちょうどいいコンパクトなウィング型のタープ。ワンポールで簡単に設営できます。
ポールの代わりにパドルやトレッキングポールでの設営も可能で、野遊びのフィールドで活躍するタープです。
シールド加工(遮光ピグメントPU )が施されているため、遮光性が高く、炎天下でも涼しく感じられるのも魅力!
ライトタープ ペンタ シールド [1人用]
- サイズ:400×320×150cm
- 重量:790g(本体のみ)
- 収納サイズ:32×9×20(h)cm
- セット内容:タープ本体、自在付ロープ(3m×1、1m×2)、ぺグケース、収納ケース、ジュラルミンペグ(17.5cm×6)、パドルフッキングカバー
- 対応人数:1名
- 耐水圧ミニマム値:1,800mm
【おすすめ2】ヘキサイーズ1:スタンダードライン
大きめのヘキサタープの中に吊り下げるインナーテントとのセット。これ一つでソロキャンプを快適に過ごせます。
テントがセットになっていますが、タープ単体でも使えるので季節に合った楽しみ方ができます。
これからテントの購入を併せて検討する人にはおすすめの製品です。
ヘキサイーズ 1
- 重量:5.2kg
- 収納サイズ:62×19×23(h)cm
- セット内容:フライシート自在付ロープ付(1m×2、0.4m×2)、インナーテント、アルミポール(210cm×1、120cm×1)、自在付ロープ(二又用9m×1、二又用5m×1、2.5m×5)、ジュラルミンペグ(21cm×12)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 耐水圧:フライシート/3,000mmミニマム、ドアパネル/1,800mmミニマム、ボトム/1,800mmミニマム
- 対応人数:1名
▼愛用者の詳しいレビューはこちらの記事で紹介しています!
【ファミリーキャンプ向け】スノーピークのおすすめタープ4選
ファミリーでのキャンプには居住性の高い大きめなタープがおすすめです。
【おすすめ1】アメニティタープヘキサLセット:エントリーライン
「アメニティタープヘキサLセット」は六角形の幕にポールやペグなど、必要な物が全てセットになったエントリーモデルの大型タープ。
初めてタープを設営する人には最もおすすめ!立てやすくお得になったセットです。
アメニティタープヘキサLセット
- サイズ:1,220×780cm
- 重量:7.9kg
- 収納サイズ:80×17×19(h)cm
- セット内容:タープ本体、スチールポール(280cm、240cm)、スチールペグ(30cm×8)、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×2、2m×2)、コネクションテープ、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 対応人数:6名
- 耐水圧ミニマム値:1,800mm
▼愛用者の詳しいレビューはこちらの記事で紹介しています!
【おすすめ2】HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.:プロライン
4〜6人向けなので、家族で過ごすのにちょうどいいサイズ。
シールド加工(遮光ピグメントPU)のある幕体はしっかりとした影をつくり、紫外線の強い夏でも涼しく過ごせます。
HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.
- サイズ:920×1,160cm
- 重量:4.5kg
- 収納サイズ:80×20×20(h)cm
- セット内容:タープ本体、自在付二又ロープ(×2)、自在付ロープ(×6)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 対応人数:6名
- 耐水圧ミニマム値:3,000mm
【おすすめ3】ランドステーションL [6-8人用]:スタンダードライン
ファミリーやグループなどシチュエーションに合わせ、さまざまなスタイルで設営できるBOX型のタープ。
基本的には2本のメインポールで自立し、サブポールを追加することで開放的な空間にすることが可能。
風向きや天候に合わせて自在に設営できます。
ランドステーションL [6-8人用]
- サイズ:885×510×210cm
- 重量:8.2kg
- 収納サイズ:76×28×33(h)cm
- セット内容:タープ本体、ルーフテープ、自在付二又用ロープ長(×2)、自在付二又用ロープ短(×2)、自在付ロープ(×4)、ポールケース、ペグケース、キャリーバッグ
- 対応人数:クローズ/6名、オープン/8名
- 耐水圧ミニマム値:3,000mm
【おすすめ4】HDタープ “シールド”・レクタ(L):スタンダードライン
広々使えるのは、やっぱりレクタ型タープ。ファミリーでもグループでも大人数でワイワイ過ごすキャンプが好きな人におすすめ。
8人用とスノーピークのオープンタープの中では、最も大きなサイズになります。
HDタープ “シールド”・レクタ(L)
- サイズ:890×1,120cm
- 重量:5kg(本体、ロープ含む)
- 収納サイズ:80×17×22(h)cm
- セット内容:タープ本体、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×8)、ポールケース、ぺグケース、キャリーバッグ
- 対応人数:8名
- 耐水圧ミニマム値:3,000mm
【こだわり派向け】スノーピークのタープ・シェルターおすすめ3選
タープはキャンプサイトの屋根。専有面積が大きく、外から見たときにテントと並び目を引くアイテムです。
「オシャレなサイトにしたい」というこだわり派の人に、デザイン性の高いタープとシェルターをご紹介。
【おすすめ1】HDタープ ヘキサエヴォ Pro.アイボリー:アイボリーライン
上記でご紹介した「HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.」のアイボリーカラーになります。
基本的なスペックは同じで、見た目にこだわりたい人にはおすすめのカラーです。
HDタープ ヘキサエヴォ Pro.アイボリー
- サイズ:920×1,160cm
- 重量:5.3kg
- 収納サイズ:80×20×20(h)cm
- セット内容:タープ本体、インナールーフ、自在付二又ロープ(×2)、自在付ロープ(×6)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 対応人数:6名
- 耐水圧ミニマム値:1,800mm
【おすすめ2】TAKIBIタープ オクタ:アイボリーライン
遮光性に優れた難燃性のインナールーフと2重構造の焚き火対応タープ。
雨でもタープの中心で焚き火を囲めるので「キャンプでは焚き火が外せない!」という人におすすめです。
インナーは取り外し可能で、春秋のキャンプでは明るく過ごすために1枚で立てるような使い方もできます。
TAKIBIタープ オクタ
- 重量:8.9kg
- 収納サイズ:83×25×26(h)cm
- セット内容:タープ本体、インナールーフ、自在付ロープ(二又用10m×2、二又用7m×2、3m×4、2m×4)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 対応人数:6~8名
- 耐水圧ミニマム値:1,800mm
【おすすめ3】リビングシェルロング Pro. アイボリー:アイボリーライン
スノーピークの定番アイテム。人気シェルターのアイボリーカラーです。
広範囲のメッシュパネルで開放的に過ごせるスクリーン型。
春秋のキャンプではテントとドッキングしリビングとして、夏のキャンプではタープとドッキングすることで寝室として使用すると快適に過ごせますよ。
リビングシェルロング Pro. アイボリー
- サイズ:530×415×220(h) m
- 重量:20.2kg
- 収納サイズ:84×30×37(h)cm
- セット内容:本体、ルーフシート、Aフレーム(×2)、リッジポール(×1)、Cフレーム(×2)、テントフレーム(×1)、アップライトポール(190cm×2)、ジュラルミンペグ(21cm×26)、自在付きロープ(二又用7m×2、3.5m×4、リング付2m×4)、シームグリップ剤、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
- 対応人数:6名
- 耐水圧ミニマム値:1,800mm
スノーピークのタープは初心者から上級者まで多くの人に愛されるキャンプギア
初心者の人にもかっこよく立てられるヘキサ型を中心に、スノーピークのタープを定番アイテムから新製品まで10点ご紹介しました。
スノーピークは日本製品ならではの細かな配慮があり、日本の気候に合ったキャンプ用品を揃えられます。
初心者には使いやすく設計され、上級者にはよりキャンプを楽しめるように作られています。
タープは慣れるまで設営に時間のかかるアイテムですが、キャンプで快適に過ごすためには欠かせないアイテム。
これからキャンプシーズンもいよいよ本番です。お気に入りのタープを見つけて、快適な春のキャンプを迎えましょう。
▼タープ以外も含めた「スノーピークのおすすめアイテム」はこちらの記事でご紹介しています!