参院選に立民が50代女性擁立へ 栃木選挙区、週内にも正式決定

 夏の参院選栃木選挙区(改選数1)で、立憲民主党栃木県連が党本部の公募に応募した50代女性を擁立する方向で最終調整していることが11日、複数の関係者への取材で分かった。栃木県連幹部が女性と面談を済ませており、週内にも緊急幹事会を開いて正式決定するとみられる。

 関係者によると、女性は党本部の聞き取りや栃木県連の面談に対し、栃木選挙区からの立候補に前向きな考えを示したという。栃木県出身ではない。

 立民栃木県連は昨年1月から候補者の公募を始めたが、当初の期限までに選定できず、今年1月に公募を再開していた。

 栃木選挙区では、自民党現職の上野通子(うえのみちこ)氏(63)が3選を目指すほか、共産党県委員会から新人で元佐野市議の岡村恵子(おかむらけいこ)氏(68)、「NHK受信料を支払わない国民を守る党」から新人の高橋真佐子(たかはしまさこ)氏(56)の女性3人が立候補を予定している。

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