タイガースのミゲル・カブレラ 史上7人目の快挙まであと9安打に

【レッドソックス1-3タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは1対1の同点で迎えた8回裏に新戦力ハビアー・バイエズの移籍後初アーチとなる1号2ランで勝ち越しに成功。最終回をクローザーのグレゴリー・ソトが無失点に抑え、3対1でレッドソックスを破って3連戦の初戦を制した。タイガース3番手のマイケル・フルマーが今季初勝利、ソトが今季初セーブを記録。レッドソックス4番手のオースティン・デービスが今季初黒星を喫し、澤村拓一に登板機会はなかった。

勝利したタイガースの先制点を叩き出したのは、1回裏一死満塁のチャンスでレフトへの犠飛を放ったミゲル・カブレラだった。まもなく39歳の誕生日を迎えるカブレラは、6回裏にライトへの二塁打、8回裏にレフトへのヒットを放ち、今季初のマルチ安打を記録。開幕4試合で4安打を積み上げ、通算安打を2991本に伸ばした。このペースでいけば、今月中に通算3000安打の大台に到達するのは間違いないだろう。

カブレラは昨季すでに通算500本塁打を達成している。メジャーリーグの長い歴史のなかで、この2つのマイルストーンを達成しているのは過去6人だけ。その達成者リストにはハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、エディ・マレー、ラファエル・パルメイロ、アルバート・プホルス、アレックス・ロドリゲスというレジェンドの名前ばかりが並んでいる。カブレラが史上7人目の快挙を達成する瞬間はもうすぐ訪れそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.