【CLプレビュー】追い込まれたドイツ王者バイエルン… ナーゲルスマン体制の真価が問われる

 1stレグではまさかの完封負けを喫し、準決勝進出に黄色信号が灯るバイエルン・ミュンヘン。追い込まれたドイツ王者は、ビジャレアルを下すことができるか。ユリアン・ナーゲルスマン体制で真価が問われる。

ビジャレアルが大金星!序盤の奇襲が奏功しバイエルンを下す

マッチプレビュー
・バイエルンは過去5回CL決勝トーナメント1stレグで敗れており、うち4回がスペイン勢だった。一方で過去10回、1stレグのアウェイ戦で敗れてから逆転で次ラウンド突破を決めている。
・スペイン勢とのホームゲームで好成績を収めているバイエルンは、今シーズンおバルセロナ戦と昨シーズンのアトレティコ・マドリードに3-0で勝利している。
・ビジャレアルが勝ち進めば、アーセン・ヴェンゲル監督が率いたアーセナルに敗れて以来のCLベスト4進出となる。
・ウナイ・エメリ監督は史上最多のUEFAヨーロッパ優勝回数を誇るが、CLでベスト4に進出したことは一度もない。

監督コメント
ユリアン・ナーゲルスマン監督:バイエルン・ミュンヘン
「ビジャレアルにリズムを掴むためのリズムを与えてはいけない。もっと不愉快にさせるようなプレーをしなければならない。だがそれに時間を費やすのではなく、試合では確実に成果を出す必要がある」。

ウナイ・エメリ監督:ビジャレアル
「バイエルンには多大な敬意を払わなければならない。とても難しい試合になるだろうし、どう対応すればいいか知らなければならない。彼らはホームで大量得点を上げるのに慣れていて、それは彼らにとって当たり前のことだ。ホームで試合をすることで、彼らは強さと楽観的な気持ちを持つだろう」。

追い込まれたバイエルンの大逆襲は? Photo Chris Brunskill/Fantasista

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