１stレグでは敵地で完敗を喫するなど、UEFAチャンピオンズリーグの舞台でチェルシーに勝利したことがないリール。絶望的な状況の中、クラブがステップアップするため断崖絶壁から這い上がれるか。
チェルシーが盤石な試合運びを披露！ハベルツ&プリシッチ弾でリールに先勝
マッチプレビュー
・リールはチェルシーとのCL3試合でいずれも敗戦。マンチェスター・ユナイテッドやバレンシアに並び、これほどCLで敗れている相手はいない。
・過去３回の欧州大会のノックアウトラウンド１stレグで敗れているリールは、いずれもコンペティションから姿を消している。
・CLではフランス勢とのアウェイ最初の８戦で１勝しかできなかったチェルシーだが、昨シーズンのリール戦を含め４連勝中だ。
・チェルシーはCLノックアウトラウンドの１stレグで勝利した場合、11回中9回勝ち進んでいる。敗退となったのは、1999-00シーズン準々決勝バルセロナ戦と2006-07シーズン準決勝リバプール戦だけだ。
・チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は今試合で、自身50回目のCLでの指揮に。過去49試合で31勝を収めており、今試合で白星を挙げればジネディーヌ・ジダンを抜いて50戦での最多勝利数を更新となる。
監督コメント
ジョスラン・グルべネク監督：リール
「１stレグではいいプレーができた。ポゼッションは共有できたが、攻撃面では危険度が足りなかった。もっと敵陣でプレーすることを意識し、相手にはペナルティエリア内で守備をさせなければならない」・
トーマス・トゥヘル監督：チェルシー
「リールは攻撃的な4-4-2で、流動的でダイレクトなプレーをする。私たちはそれに備えなければならないが、自分達にも自信がある。今は半分を折り返した状況で、2-0で勝敗が決まったわけではない。後半は明日行われ、また最高のパフォーマンスを見せなければならない」。
