マーシュ、アデルの活躍でエンゼルス快勝 大谷4打数1安打1盗塁

【マーリンズ2-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはマイク・トラウトが食あたりによる腹痛で欠場するなか、5番ブランドン・マーシュ、7番ジョー・アデルという2人の若手外野手が躍動。2人揃って本塁打を放ち、2人でチームの全得点を叩き出す活躍を見せ、6対2でマーリンズに快勝した。エンゼルス先発の新戦力マイケル・ロレンゼンは6回2安打1失点の好投で今季初勝利をマーク。マーリンズ先発のエリーサー・ヘルナンデスに今季初黒星が記録された。

エンゼルスは1回裏に大谷翔平のセンター前ヒットと今季初盗塁から二死1・3塁のチャンスを迎え、初球をセンターへ運んだマーシュの1号3ランで先制。2回裏にはアデルにも今季初アーチとなる1号ソロが飛び出した。4回表にヘスス・サンチェスの1号ソロで1点を返されたが、8回裏にマーシュとアデルがそれぞれタイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの2点を追加。9回表にサンチェスに2号ソロを浴びたが、6対2で快勝した。投手陣では新戦力のロレンゼンが好投。2番手アーロン・ループと3番手ライアン・テペラも好リリーフを見せ、理想的な形での勝利となった。

大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席でセンターへのヒット。その後、2番アンソニー・レンドンの打席で二塁への盗塁を決め、今季初盗塁を記録した。第2打席と第3打席はいずれもサードフライ、第4打席はサードゴロ(進塁打)に倒れ、4打数1安打1盗塁。開幕5試合の成績は21打数3安打(打率.143)となっている。

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