新型コロナ496人 クラスター7件 大分

 

新型コロナウイルス、12日の新規感染者は496人でした。クラスターの数としては過去2番目に多い7件が発生。新学期が始まった学校でのクラスターが相次いでいます。年代別でみると10代が最も多く99人、次いで40代が93人、20代と30代は70人台となっています。感染経路は家族内が最も多く186人です。

 市町村別では、大分市が全体の6割を占める293人。そのほか、姫島村を除くすべての市と町で感染者が出ています。前の週の同じ曜日より感染者数が増えた日が3週間続いています。また、療養中だった70代ひとりが亡くなっています。持病があったということです。県内の新型コロナ関連の死者は146人となりました。

 クラスターは7件確認されていて、大分市の学校2校と中津市の1校、それに県警察学校、そのほか各地の幼児教育・保育施設や事業所で発生しています。県では、クラスターの発生を防ぐためには換気や黙食の徹底、密を避けるなど、基本的な感染対策を行うほかはないとしています。また家族内感染が多いことをふまえて、「家族に1人でも具合が悪い人がいる場合は、躊躇せずに仕事や学校を休んでほしい」と呼びかけています。

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