栃木県内 累計感染者7万人超え 新型コロナ、12日発表は664人

県内の新型コロナウイルス感染者数(12日発表分)

 栃木県と宇都宮市は12日、新たに計664人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。医療機関にしていた50代男性が7日に、80歳以上女性が10日に死亡し、県内の死者は計256人となった。障害者施設や病院などで計5件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 これまでの感染者の発表に重複があったとして1人を取り下げ、県内の累計感染者数は7万34人となった。6万人を超えた3月27日から16日間で7万人を超えた。

 新規感染者は10歳未満~90代の男女で、385人の感染経路が分かっていない。

 クラスターは鹿沼市内の障害者施設で20人、日光市内の病院で22人、大田原市内の障害者施設で8人、真岡市内の高校部活動で7人、日光市内の高齢者施設で19人の感染が確認された。

 入院者149人、宿泊療養者401人、自宅療養者(療養先調整中含む)5722人、重症者2人。

【12日の市町別感染者数】宇都宮市187人、佐野市57人、足利市51人、鹿沼市49人、小山市48人、栃木市43人、日光市34人、大田原市33人、真岡市29人、さくら市24人、那須塩原市23人、下野市22人、壬生町12人、上三川町11人、野木町8人、高根沢町5人、矢板市、那須町、那珂川町、芳賀町各2人、那須烏山市、益子町、茂木町、塩谷町、市貝町各1人、県外15人

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