栃木県内新たに681人感染、1人死亡 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は24日、新たに計681人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は5万8387人となった。クラスター(感染者集団)は新たに1件確認された。県内医療機関に入院していた80歳以上の女性1人が21日に死亡し、県内の死者は計235人となった。 新規感染者は10歳未満~90歳以上の男女で、399人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は40人だった。

 クラスターは日光市内の高齢者施設で入所者4人と職員4人が感染。本県高齢者施設の96%(15日時点)で3回目のワクチン接種を完了しており、県感染症対策課は「ブレークスルー感染の可能性も否めない」としている。

 入院者144人、宿泊療養者304人、自宅療養者(療養先調整中含む)4400人、重症者1人。

 24日の市町別感染者数 宇都宮市204人、小山市108人、栃木市61人、日光市43人、足利市36人、佐野市34人、下野市30人、壬生町25人、鹿沼市23人、那須塩原市20人、真岡市大田原市、上三川町各14人、高根沢町、益子町各7人、矢板市、那須町各5人、野木町4人、さくら市、市貝町各3人、塩谷町2人、那珂川町、芳賀町各1人、県外17人。

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