成田凌が悩める脚本家 前田敦子は妖艶な人妻 三木聡監督「コンビニエンス・ストーリー」公開決定

成田凌・前田敦子出演、三木聡監督の映画「コンビニエンス・ストーリー」が、8月5日より劇場公開されることが決まった。成田凌はスランプ中の若手脚本家を、前田敦子は妖艶な人妻を演じる。

「コンビニエンス・ストーリー」は、コンビニエンス・ストアを入口とした”ちょっと異世界アドベンチャー”。スランプ中の若手脚本家の加藤(成田凌)は、映画の企画を持ち込んでもまったく手ごたえがなく、悩む日々を過ごしている。恋人の愛犬ケルベロスのペットフード「犬人間」を買いに出かけたはずが、ひょんなことから欲しいものがなんでも見つかるコンビニエンス・ストア「リソーマート」に迷い込む加藤。そこで加藤は、妖しげな人妻の惠子(前田敦子)と出会い、創作意欲が湧き始める。

「カツベン!」「糸」「窮鼠はチーズの夢を見る」など活躍を続ける成田と、「もらとりあむタマ子」「イニシエーション・ラブ」「葬式の名人」など作品ごとに演技の幅を広げ続けている前田敦子の2人は、「くれなずめ」に続く共演で息のあった演技を見せる。監督・脚本は、テレビドラマ「時効警察」シリーズ、「大怪獣のあとしまつ」などで独特の世界観を見せてきた三木聡。企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。三木聡監督の才能にほれ込んで本作をオファーした。

成田凌、前田敦子、三木聡監督のコメントも公開された。公開されたコメントは以下の通り。

【コメント】

■成田凌
念願の三木組。
デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。
脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。
不思議な世界へ皆様をお連れします
ぜひ映画館でニヤニヤ見ていただけたらと思います。

■前田敦子
コンビニの店員ですが異世界の方の店員。
なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。
本作の三角関係はほんとに奇妙です笑
どんな映画になっているのか、私も楽しみです。

■三木聡(監督・脚本)
「謎は謎だから謎であり、全ての謎は解けてしまえば謎ではない」
エレクトリックソウルマンの有名なセリフですが、その通りだと思います。
突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。
それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。
果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?
今となっては監督の私にすら判らないのです。
お願いです、探さないで下さい。

【作品情報】
コンビニエンス・ストーリー
2022年8月5日(金)テアトル新宿他全国公開
配給:東映ビデオ
©2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会

© 合同会社シングルライン