12日にUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグが開催し、バイエルン・ミュンヘンがビジャレアルと対戦した。
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敵地エスタディオ・デ・ラ・セラミカではビジャレアルの戦術にハマり、完封負けを喫したバイエルン。引き分け以下の結果で敗退となるため勝利は必須だが、今試合でも苦しい戦いを強いられる。圧倒的にボールを支配するバイエルンはサイド攻撃を中心のチャンスを創出するものの、ほぼ全ての選手が引いて守るビジャレアルを崩せず、スコアレスで試合を折り返す。
本拠地アリアンツ・アリーナのファンが不安な表情を浮かべる中、後半開始間もない52分に敵陣でパスカットしカウンターに転じると、ロベルト・レバンドフスキがペナルティエリア内からシュートを決め、バイエルンが2戦合計で同点に追いつく。ところが終盤の88分、ロングカウンターを受け裏のスペースを突破されると、最後はサムエル・チュクウェゼに痛恨の勝ち越し弾を献上。2ndレグは引き分けの終わり、最終スコア1-2でバイエルンがベスト8でCLから姿を消した。