【CLプレビュー】2点先行は不吉な予感も…リバプールには要らぬ心配?

 2018-19シーズン以来のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を目指すリバプールは、勢い付くベンフィカとの1stレグを制す。油断できない点差ではあるものの、本拠地アンフィールドでの一戦ではいらぬ心配か。

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マッチプレビュー
・CLのノックアウトラウンドでリバプールが1点差以上で敗退した事は2回しかないが、そのうち一つはベンフィカに喫したものだ(2005-06:2-0、ラウンド16)。
・モハメド・サラーはリバプールの選手としてCL23試合に出場して14ゴールを決めている。スティーブン・ジェラードと並んでおり、あと1点で前身のUEFAカップを含めCLでクラブ史上最多ゴール達成となる。
・ユルゲン・クロップ監督が就任して初めて臨んだ2017-18シーズン以降、サラーはCLで46得点に関与。これより多いのはロベルト・レバンドフスキだけだ(54点に関与)。

監督コメント
ユルゲン・クロップ監督:リバプール
「ハーフタイムで3-1なら、2-0と同じくらい厄介だ。インテル戦で感じたように、彼らが1点でも決めれば試合は変わってしまう。先週も彼らが得点した時にそれを感じた。彼らが行きたがらない場所だと感じさせることが重要だ。ベンフィカ戦は超重要な試合だ。そして超強行日程だ。私が知る限り誰もケガはしてないが、誰が一番フレッシュか見極めなければならない」。

ネウソン・ヴェリッシモ監督:ベンフィカ
「私たちは野心と自分達の仕事に信念を持ってこの試合に臨む。2点差であるのは分かっているが、得点すれば状況は変わるし先にゴールすれば流れは変わる。世界最高のチームの一つと対戦するんだ。攻撃的で一貫性のあるプレーをし、リバプールの戦略を考慮しなければならない」。

アドバンテージを得て2ndレグに臨むリバプール Photo Julian Finney

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