台風北上 15日(金)強い勢力で小笠原諸島へ最接近へ 暴風・高波・土砂災害に厳重警戒

 台風1号は15日(金)日中に、小笠原諸島へ最も接近する見込み。小笠原諸島では15日(金)は暴風や高波、土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。

 大型で強い台風1号は、13日(水)午後3時にはフィリピンの東にあり、1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、暴風域を伴っている。台風は引き続き北上し、強い勢力を維持しながら、15日(金)日中に小笠原諸島へ最も接近する見込み。

暴風・高波

 小笠原諸島では14日(木)夜から大しけとなり、15日(金)は猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込み。

 14日(木)に予想される最大瞬間風速
 小笠原諸島 30メートル

 15日(金)に予想される最大瞬間風速
 小笠原諸島 40~50メートル

 14日(木)に予想される波の高さ
 小笠原諸島 7メートル

 15日(金)に予想される波の高さ
 小笠原諸島 12メートル

 暴風やうねりを伴った高波に、厳重な警戒が必要だ。

大雨

 小笠原諸島では、14日(木)朝から雨となり、15日(金)は雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。小笠原諸島の多い所では、14日(木)夕方までに40ミリ、その後15日(金)夕方までに100~200ミリの雨量が予想される。大雨による土砂災害に厳重に警戒すると共に、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。

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