ジャイアンツの右腕・ウェブが快投 8イニングは今季メジャー最長

【パドレス1-2ジャイアンツ】@オラクル・パーク

ジャイアンツは今季の開幕投手を務めたローガン・ウェブがパドレス打線を相手に8回96球を投げて被安打4、奪三振7、与四球0、失点1という快投を披露。1点リードの9回表を2番手カミロ・ドバルが無失点に抑え、2対1でパドレスとの接戦を制した。今季メジャー最長となる8イニングを投げたウェブが今季初勝利、ドバルは今季初セーブを記録。パドレス先発のショーン・マネイアは6回4安打2失点と力投したが、今季初黒星を喫した。

ウェブは1回表一死からマニー・マチャドに二塁打、ジェイク・クロネンワースに三塁打を浴び、パドレスに先制を許したが、8回96球を投げて失点はこの1点だけ。クロネンワースのタイムリー三塁打のあとは打者12人を連続で打ち取るなど、2回以降に許したヒットはわずか2本だけだった。ジャイアンツは2回裏二死1・2塁からルーク・ウィリアムスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。1点のリードをウェブからドバルへつなぐリレーで守り抜いた。

ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は「彼は本当に質の高い投球をしてくれる。とても効率のいいピッチングだったし、9回も行かせることを考えたくらいだよ」とコメント。「(スプリング・トレーニングが短縮された影響で)まだ調整段階だから自重したけれどね。もうフル稼働する準備は整ったんじゃないかな」と次回以降は球数やイニング数に制限を設けずに登板させる可能性を示唆した。

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