大型連休 関東以西は晴天少ない予想 全国的に高温 気象庁1か月予報

気象庁は14日(木)、向こう1か月(4/16~5/15)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、全国的に向こう1か月の気温は高い見込み。北・東・西日本では、2週目(4/23~4/29)は、気温がかなり高くなりそうだ。

 1週目(4/16~4/22) 北日本の太平洋側、東・西日本は平年と同様に晴天が多い。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込み。  2週目(4/23~4/29) 全国的に高温が見込まれる。ただし、東・西日本と、沖縄・奄美は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見通し。

 3~4週目(4/30~5/13) 東日本の太平洋側、西日本は、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。沖縄・奄美は、数日の周期で天気が変わりそうだ。 ■参考:平年の梅雨入り 沖縄(5月10日ごろ) 奄美(5月12日ごろ)

広範囲に高温に関する情報

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

 北海道、近畿、中国地方は20日(水)ごろからの5日間ほど、東北、東日本、四国、九州北部(山口県含む)、九州南部・奄美は21日(木)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。気象庁は、北海道から奄美にかけて「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。北日本で雪の多い地域は、なだれにも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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