北・東・西日本 3月後半は気温の変動大 沖縄・奄美は晴天多い 1か月予報

気象庁は17日(木)、向こう1か月(3/19~4/18)の天候の見通しを発表した。 寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は北・東日本では平年並みか高い見込み。ただし、北・東・西日本は、3月後半は気温の変動が大きくなりそうだ。

 1週目(3/19~3/25) 北・東日本の日本海側は寒気の影響で、平年に比べて曇りや雪(雨)の日が多い。北・東日本の太平洋側、西日本は、低気圧の影響で平年に比べて晴れの日が少ない見込み。  2週目(3/26~4/1) 東・西日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多い。また、気温は北・東・西日本で高温が予想される。沖縄・奄美は高気圧に覆われやすく、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。

 3~4週目(4/2~4/15) 沖縄・奄美は2週目と同様、高気圧に覆われやすく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない。

北海道オホーツク海側に「高温に関する早期天候情報」

 

高温に関する早期天候情報。出典:気象庁HP

北海道は今後1週間程度は寒気の影響を受けやすいため、気温が平年並みか平年より低い見込み。その後は暖かい空気が流れ込みやすいため気温の高い日が多く、気温の変動が大きくなりそうだ。特に25日(金)頃からは、オホーツク海側でかなり高くなる可能性がある。

 このため、札幌管区気象台はオホーツク海側に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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