【新型コロナ】秦野の民間医療機関、期限切れワクチンを14人に誤接種

新型コロナウイルスワクチン

 秦野市は15日、市内の民間医療機関が使用期限を5日過ぎた新型コロナウイルスのワクチンを誤って市民14人に接種した、と発表した。健康被害は確認されていないという。

 市によると、当該の医療機関は3月28日が使用期限だった米ファイザー社製ワクチンを、4月2日に市民14人に接種。5日に市と医療機関でワクチンの供給状況を確認した際、誤接種に気付いた。

 同社製ワクチンは、冷凍庫から冷蔵庫に移すと1カ月間保管できる。医療機関側が使用期限を失念していたという。

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