神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は16日、サーティーフォー相模原球場などで3回戦が行われ、昨秋4強の桐光学園は川和を8―3で下してベスト16入り。今夏の神奈川大会シード権を獲得した。
桐光は初回に4番今井が2点適時打。今井は三回にも左翼席へソロ本塁打を放った。先発した背番号1の中平は七回途中で9安打を許しながらも3失点と踏ん張った。
◆川和、39年ぶりシードならず
9安打の川和は六回に2点を返すなど追い上げたが及ばず。1983年以来となる夏のシード権獲得はならなかった。
ただ、六回から登板した背番号10の斎藤が3回無安打無失点と好投するなど収穫もあった。主将青柳は「コールド負けになりかけてから守備で我慢して打撃も1点かえ
していこうと話し合い、流れを切らなかった。それが追い上げられた要因」と話した。