5本塁打の一発攻勢でエンゼルス逆転勝利 大谷翔平も2本塁打放つ

【エンゼルス9-6レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは1点リードで迎えた4回裏に満塁からの敬遠も含めて5点を失い、レンジャーズに逆転を許したものの、直後の5回表に一挙5得点。7回表にダメ押しの2点を追加し、9対6でレンジャーズを破った。エンゼルス先発のリード・デトマーズは4回途中5失点で降板したが、2番手オースティン・ウォーレンが今季初勝利(0敗)、5番手ライセル・イグレシアスが今季2セーブ目をマーク。レンジャーズ3番手コルビー・アラードに今季初黒星(0勝)が記録された。

大谷翔平の初回初球先頭打者アーチで先制したエンゼルスは、2回表にジョー・アデルが2号ソロを放ち、2点をリード。ところが、2回裏に1点を返されると、4回裏にはチャーリー・カルバーソンの2点タイムリー二塁打で逆転を許し、一死満塁からの敬遠、犠飛、ボークでさらに3点を失った。しかし、直後の5回表に反撃し、カート・スズキの1号ソロと大谷の2号2ランであっという間に1点差。さらにジャレッド・ウォルシュのタイムリーとブランドン・マーシュの犠飛で一気に試合をひっくり返し、7回表にウォルシュの2号2ランでダメ押しした。

「1番・DH」でスタメン出場した大谷は、待望の今季初アーチを含む2本塁打3打点の活躍。1本目は高々と打ち上げて右中間へ、2本目は打った瞬間にそれとわかる会心の当たりでライトスタンドへ叩き込んだ。その他の3打席は見逃し三振、ファーストゴロ、空振り三振でトータル5打数2安打3打点。開幕8試合を終えて、今季の打撃成績は34打数7安打、打率.206、2本塁打、3打点、出塁率.229、OPS.670となっている。

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