新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジ(IC、伊勢原市上粕屋)-新秦野(秦野市菖蒲)IC間の12.8キロが16日午後3時に開通した。県内の東名高速道路とのダブルネットワークが秦野市まで延伸し、観光や産業の活性化のほか、東名や国道246号が不通になった際の代替路としても期待される。
同市内で整備が進んでいた自動料金収受システム(ETC)専用の秦野丹沢スマートICも同日、供用を開始した。
丹沢大山国定公園の麓にある同スマートIC近くで行われた開通式には、黒岩祐治知事や同市の高橋昌和市長、牧島かれんデジタル相(衆院神奈川17区)ら約400人が出席。高橋市長は「計画から33年、待望久しかった。秦野の新時代の幕開けで表丹沢の名を全国に広めていきたい」とあいさつした。式典後は関係車両のパレードで開通を祝った。