都城市21年度移住最多362人 「お試し滞在」など独自策後押し

 都城市への2021年度の移住者が前年度比32人増の362人に上り、過去最多となったことが16日、分かった。新型コロナウイルス禍前の19年度比1.8倍。ふるさと納税寄付金などを財源とした移住者向けの独自補助を呼び水に、産出額全国1位の農業を中心とする雇用の受け皿と結びつけ、コロナ禍による地方回帰の流れも取り込んでいる。

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