長崎ヴェルカ快勝、アイシンに95ー80 優勝マジック「2」 バスケットB3

【長崎―アイシン】第3クオーター1分、ヴェルカのセンター・カーターがダンクシュートを決める=諫早市中央体育館

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第28節第2日は16日、長崎県諫早市中央体育館などで7試合が行われ、首位の長崎ヴェルカは6位アイシンを95-80で下した。2位A千葉も5位岡山に102-80で勝ったため、ヴェルカの優勝マジックは一つ減って「2」となった。
 ヴェルカはこの日、アイシンの外国人インサイド陣の高さに苦しんだ。14-14の第1クオーター9分から、フォワード野口の連続得点などでリードして、21-17で入った第2クオーターもフォワードのギブスの個人技などで見せ場をつくったが、相手の思い切りのいいシュートもあり、44-41で折り返した。

【長崎-アイシン】第2クオーター9分、ヴェルカのガード狩俣(中央)が相手ボールをスチールする=諫早市中央体育館

 第3クオーターはセンターのカーターがゴール下で力を発揮。1分に豪快なダンクシュートを決めるなど、10得点して流れをつくると、第4クオーターは2分過ぎから、近藤、髙比良のガード陣の3点シュートなどでリードを広げた。その後も速攻からフォワードのボンズらが得点を重ね、最後は粘るアイシンに15点差をつけた。
 最終日は17日、各地で6試合を実施。ヴェルカはアイシン、A千葉は岡山との2戦目に臨む。ヴェルカが勝ち、A千葉が負ければ、ヴェルカのB3優勝と2部(B2)自動昇格が決まる。


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