長崎ヴェルカ16連勝 金沢に106-74

【長崎―金沢】第4クオーター6分、ヴェルカのフォワード菅澤がドライブを仕掛ける=長崎市、県立総合体育館

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第25節第2日は26日、長崎市の県立総合体育館などで4試合が行われ、首位の長崎ヴェルカは15位金沢に106-74で快勝して16連勝を飾った。通算は35勝2敗。2位A千葉も山口を下して29勝4敗としたため、ゲーム差は4のままとなった。
 ヴェルカは序盤、インサイドの外国人選手が不在の金沢に対して、積極的なドライブから波状攻撃を仕掛けた。ガード高比良を軸にゴール下に迫り、3点ラインの外で待つセンターのカーターらに何本もラストパス。第1クオーターだけで5本の3点シュートを成功させ、37-15といきなり大差をつけた。
 その後もベンチから榎田、菅澤らフォワード陣をはじめ、次々と選手を入れ替えながら激しい守備とテンポの速い攻撃を継続。59-31で折り返した後半はミスも増えたが、84-59の第4クオーター2分にガード山本が外角シュートを決めるなど、要所を締めて流れを渡さなかった。
 最終日は27日、各地で4試合を実施。ヴェルカは同会場で金沢との2戦目に臨む。

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