クロンの2発などでロッキーズ2連勝 鈴木誠也は2安打含む3出塁

【カブス6-9ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは4年ぶりのメジャー復帰となったカブス先発マーク・ライターJr.に猛攻を浴びせ、4回までに7点を奪ってノックアウト。試合終盤にカブスの反撃に遭ったものの、両軍とも2ケタ安打を記録した打ち合いを制し、9対6で勝利した。ロッキーズ先発のアントニオ・センザテラは5回7安打1失点と粘りのピッチングを見せ、今季初勝利(0敗)をマーク。4番手ダニエル・バードが今季4セーブ目を挙げ、ライターJr.には今季初黒星(0勝)が記録された。

3回表にジョナサン・ビヤーのタイムリーで先制されたロッキーズは、直後の3回裏に反撃を開始。コナー・ジョーのタイムリー三塁打、C・J・クロンの4号2ランなどで4点を奪い、すぐさま試合をひっくり返した。4回裏にはアラン・トレホとチャーリー・ブラックモンのタイムリーなどで3点を追加し、5回裏にもトレホがリードを7点に広げるタイムリー。3点差に追い上げられた直後の7回裏にはクロンが5号ソロを放ち、最終的には9対6で逃げ切った。

カブスの鈴木誠也は「6番・ライト」でスタメン出場し、センターへの二塁打、空振り三振、ショートへの内野安打、四球で3打数2安打1四球の活躍。自身2度目のマルチ安打をマークし、今季の打率を.409、出塁率を.533に上げた。前日の代打での申告敬遠を含め、開幕から8試合連続出塁を継続。OPS1.442はカージナルスのノーラン・アレナド(1.538)に次ぐ堂々のリーグ2位となっている。

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