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長崎ペンギン水族館(長崎市宿町)で17日、水族館の仕事を体験する「子どもの1日飼育係」があり、県内外の児童5人がペンギンの飼育場の清掃や餌やりなどに奮闘した。
命の大切さや生きものを飼う大変さを学んでもらおうと、日本動物園水族館協会が制定した「飼育の日(4月19日)」に合わせて毎年実施している。2020年は新型コロナウイルス禍の影響で中止、昨年は10月に開いた。
田崎智館長から任命証を受け取った児童は、飼育場に入り、フンがついた岩場をこすったり、窓を丁寧にふいたりした。餌やり体験では、一斉に集まってくるペンギンの勢いに驚きながら、楽しそうに取り組んだ。
初めて来館した福岡県大野城市立平野小3年の藤井琉矢君(8)は、ぬいぐるみをいつも持ち歩くほどのペンギン好き。夢は水族館の飼育員で「思ったよりも大きくてかわいかった」と満足そうに話した。