希望の旋律を奏でるワイン 安心院で完成 大分

希望の旋律を奏でるワインが完成しました。

発売を前に、三和酒類の関係者や、別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサーの伊藤京子さんらが県庁を訪れ、広瀬知事に報告しました。

完成したワインは、世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチさんが、東日本大震災が起きた2011年、宇佐市安心院町に植樹したブドウが原料です。

「ピノタージュ」という品種で、日本に明るい未来をと、ツリー・オブ・ホープ「希望の樹」と名づけられました。

この「希望の樹」は、アルゲリッチさんが奏でるピアノの旋律を聞きながら成長しました。

安心院葡萄酒工房 古屋浩二工房長

「色んな楽器が重なり合って素晴らしい音楽が 出来上がるというような そんなイメージを込めて「希望の旋律」(と名付けました)。 やはり今回はワインと音楽と繋げてますのでゆっくりとアルゲリッチさんの音楽を 聴いて頂きながら楽しんでいただければと思います」

完成したワインは今月23日から安心院葡萄酒工房や県内の酒屋に並びます。

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